【特長】
優れた耐食性により赤水や青水の心配がなく衛生的なため、厨房・食品・医療分野で広く使用されています。
耐食性が優れているため「腐食代」をとる必要がありません。また強度が高いことから薄肉化が可能なため、質量は内径がほぼ同じ場合の炭素鋼鋼管の約1/3です。このため、現場での運搬や施工が容易に行えます。
薄肉であることから同じ外径であれば実内径が大きくとれます。また、他管種に比較し、耐摩耗性が高いため流速をあげて設計することが可能であり、小径管でも十分な流量を確保します。
耐食性に優れ、塗装や被覆の必要がないステンレス鋼は、リサイクルしやすい材料です。
薄肉・軽量であること、現場施工性に優れることやプレハブ加工が可能であるという特性を勘案した場合、イニシャルコスト、環境コスト(LCA)を含んだライフサイクルコストでは、他管種と比較して同等以上の競争力を発揮します。